1. 1996年のこと、岡崎京子はひき逃げ事故に遭う。小沢は一報を聞くやいなや、病院の「家族以外面会謝絶」を家族だとウソをついて潜り抜けて、生死の境をさまよっていた彼女のもとに駆けつけた。理由はただひとつ「僕は彼女の王子様だから」。